お墓ご購入

お墓建立の流れ

①墓所はありますか?

ある ⇒ 間口・奥行を計測してください。
ない ⇒ 当社優良墓所をご紹介致します。詳しくはこちら(霊園のご案内へ)

②墓石の型について

和型 詳しくはこちら

墓石は下台・上台・仏石の三石を基本とします。この三石のことを福石・禄石・寿石と呼ぶ墓相家の方もいらっしゃいます。
三石が揃って吉相となります。地面に接する四つ石(芝石)は基礎になる部分であり、これを付けない墓石もあります。
地下には納骨室があり底はお骨が土に返るようになっています。

●ダメな例
 四つ石を1つ石で作ると四石ということになり凶相と言われる場合があります。

洋型 詳しくはこちら

横長の型を一般的に「洋型」と呼びますが最近は加工技術の進歩により美しい加工をしたニューデザイン墓石や1人1人の思いをカタチにしたオリジナル(デザイン)墓石が年々多くなってきています。

供養塔型 詳しくはこちら

お宅の宗教の教えを型にした墓石です。「本来お墓にもご本尊がいらっしゃって私たちを浄土へ導いて頂けるのだ。」という考え方に基づいた墓です。宗教によりさまざまな型があります。

まとめ

墓石の型は大きく分けて、和型・洋型・供養塔型の3種類があります。最近は洋型のニューデザイン墓石が増えています。

③墓石の大きさについて

和型の場合〔図1〕の仏石の幅(A)で8寸、9寸、10寸などと墓石の大きさを呼びます。(供養塔型の場合も同様です。)
  • 1寸=約3cmですから、8寸=24cm、9寸=27cm、10寸=30cmということです。この仏石の幅に比例して墓石の他の部分も変化します。ですから墓石の体積は1寸増すごとに5~6割増えます。(価格もほぼそれに比例します。)「○○家之墓」と正面に彫る先祖代々の墓の場合は8寸以上を使う場合が多いです。
  • 敷地が2平方メートル程度なら8寸角、3平方メートル程度なら8寸~9寸角、4平方メートル程度なら9~10寸角を建築する場合が多いです。
  • 洋型の場合は○寸角というような呼び方はしません。寸法もさまざまです。

まとめ

墓石の型は大きく分けて、和型・洋型・供養塔型の3種類があります。最近は洋型のニューデザイン墓石が増えています。

④石種について

 お客様は「日本の石が良い石で、外国の石が悪い石ですよね?」と質問される方がよくいらっしゃいます。
 木については(私は詳しくありませんが)杉や檜などの国産材が質的に良いと言われていますよね。しかし、石については国産であるか否かで材質が決まることはありません。

 良い石の定義はいろいろありますが、ここでは「石が硬く、吸水率が低く、変色しにくい。」としておきます。
 国産の中でも硬度があり、吸水性も低い石もあれば、逆に石がやわらかく水を吸い上げ易い石もあります。外国産も同様です。
 つまり、国産が外国産かで良い石か悪い石かを決めることはできないということです。
 ただ、価格は国産石の方が人気がありますので、外国産より全般的に高いです。

石の品質・価格表示

当店では、ほぼ全製品の品質・価格表示をしています。それぞれの商品に★マークを付けています。なるべく★★★★4つ星以上、できれば5つ星の石を選んでいただくと吸水が少なく年月が経っても変色が少なく、つやが長持ちします。

吸収率が低い石
 色が均一で光沢がある

吸収率が高い石
 水を吸って濃淡が出やすい

まとめ

国産にも良い石と悪い石があり、外国産にも良い石と悪い石があります。そのあたりをきちんと表示していて、産地証明(国産の場合)や保証書を付けてくれる石材店で買いましょう。

⑤小物(付属品)について

石碑の正面に通常、花台・供物台・香炉・水鉢・ローソク立て等をつけます。

★当社特許墓石「あかり」は5つの小物がコンパクトにまとまり好評です(詳しくはこちら

まとめ

最低限必要な小物

⑥お墓の正面に彫る字について

和型

洋型

横書きで「○○家」とだけ彫る場合が50%程度と「夢」「愛」「絆」などご家族でお考えいただいた言葉を左上に、○○家を右下に彫る場合が50%です。字体の90%以上の方が、あきのこない楷書体で彫ります。

供養塔型

供養塔の場合は、いろいろな書き方があります。五輪塔、宝篋印塔やお題目塔には各宗派に合致した梵字やお題目を彫ります

まとめ

お墓の正面には家の姓または信仰する宗教のご本尊の象徴を入れます。

⑦家紋について

彫る場所

家紋は通常お墓の小物に彫ります。つまり、花立、供物台、線香立てなども正面に彫ります。お墓の本体(仏石、上台、下台)には通常彫りません。

家紋の種類

家紋は通常本家の紋を使う事が多いですが、自由に好きな紋をご自宅の家紋にすることも可能です。
●注意すべき事
 よく女性の紋付に書いてある紋を見て「わが家は丸がない家紋」とおっしゃる方がありあす。しかし、まわりについている丸は家を象徴していますので、丸が付くのが普通です。実際、屋根瓦や男性の紋付には丸が付いているのをよくご覧になると思います。

まとめ

 家紋は小物(花立・供台・香炉)に彫りましょう。家紋に丸が付いているのが家の紋としての印です。

⑧お墓に彫る建立日、建立者名について

 お墓には通常、建立日・建立者名を彫ります。伊勢地方では上台の裏に横書きで(あ図)のように彫る場合が多いようです。((い図)のように上台左面にタテ書きにする場合もあります。)家を相続する方のお名前を彫ることでその方の相続運が強まり、うまく相続できるといわれています。
●ダメな例
 兄弟でお金を出し合ってお墓を建てたからと、何人も連名で彫るのは間違いです。お金を兄弟で出し合うのは先祖供養の為に大いに結構ですが、連名で書くという複数の兄弟がその家を相続することになり、争いの原因になります。(住職の話より)

まとめ

建立者としてその家を継ぐ責任者の名前を彫ることで相続運が強くなると言われています。

⑨納骨室について

 伊勢地方ではつぼに入っているお骨は墓前でサラシの袋へ入替えて納骨室へ入れます。納骨室の下は土になっていますので、2~3年でサラシの袋はやぶれ序々にお骨は土に還っていかれます。この納骨時や年忌の時に宗旨に合った写経をご家族でされ、ここへ納入されることもとても功徳になり、良い事と言われています。

●ダメな例
 納骨室の底をコンクリートで固めるのはダメです。先祖様が土へ還れないので、浄土へ行って頂くことができないと言われています。
 ※関東の方は弔い上げ(33回忌・50回忌)まではつぼに入れて保管するのが一般的なようです。

⑩霊標(墓誌)について

 お墓の横につい立てのように立っているのが霊標(墓誌)です。
仏教の方の場合はご戒名(ご法名)、死亡年月日、俗名(生前のお名前)、行年の方(数え年の場合が多い)の4つを基本的に彫ります。
神徒の方や創価学会の方はご戒名はありませんので、3つを彫ります。
霊標は仏壇でいうと「過去帳」にあたります。お墓に入れられている方の名前がよくわかる為に作ります。霊標を作らない場合は墓石の側面などに彫りますので、必ず必要ということではありません。ただし、最近は墓石本体に免震装置を付ける注文をいただきます。その場合、字彫をする為にわざわざ墓石を取り外さなくて良いように霊標を作ることが多いです。

まとめ

お墓に入られている方を彫ります。片面に10人~13人程度彫ることができます。

⑪外柵について

外柵は大きく分けて和型とデザイン型があります。
昔からある一般的な墓所は和型がほとんどですが、伊勢やすらぎ公園などの霊園の場合はデザイン型の方が多いです。デザイン型は1種類ではなく非常に多くの種類があります。石碑と石種やイメージが合うようにデザインします。

まとめ

外柵には和型とデザイン型があります。デザイン型には多くのバリエーションがあります。

⑫玉砂利について

お墓の中は私たちの住む俗界とは区別されたご先祖のお住みになる清らかな浄土です。ですからきれいな玉砂利を敷きます。種類は主に大磯砂利・黒玉石・五色石の3種類です。

まとめ

1番多いのは大磯か黒玉石。五色石はカラフルな玉砂利です。

⑬草の管理について

よく「草を抜くのが大変だから、草を生えないようにして下さい。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
その方には「草を抜くのも大切なご供養です。」と申し上げます。実際「お経を上げるよりも草抜きの方が供養になります。」とおっしゃる住職もいらっしゃいます。
しかし、ご高齢の方やご遠方にお住まいの方は草が生え茂るのが気になる事もよく分かります。その場合は、草が生えにくい土など良いものが最近はありますので、是非ご相談下さい。定期的に当社が掃除代行をさせていただくこともできます。

まとめ

出来るなら草抜きをしてください。
どうしても無理な場合はご相談下さい。良い方法がございます。掃除代行もいたします。

⑭免震装置について

地震でも倒れにくいお墓を常に当社は考え実施しています。
全国優良石材店約350社で構成する「全優石」や全国約1000社の石材業者で組織する「日本石材産業協会」が実際に墓石を揺らし、どのような免震装置が有効かの実験をこれまでに数回しています。
それらのデータを参考に当社でも1番有効であろう方法で、免震装置を取り付けるように、お客様にご説明をしています。是非参考にしていただき万一の時にも安心な墓石づくりをして下さい。

まとめ

地震でも倒れにくい丈夫なお墓を作りましょう。古い石碑に免震装置を取り付けることも可能です。
免震工法について詳しくはこちら

⑮お墓の完成

 お客様の思いを大切にしたお墓の完成です。嬉しいとき、楽しいとき、寂しいとき、悲しいとき、お墓へご報告されることを習慣にしてください。きっと心安らかな良き日々をお送りいただけることと存じます。
私たちもずっとサポート致します。保証書の発行など、アフターサービスも充実しています。