お墓は誰が建てる?お墓は誰が建てるべきかを解説します

2019年10月12日

「お墓を建てる人は誰がいいとかって決まっているのかな?」

このような家族間の重要な役割は「長男が行う」という風習のようなものが日本にはありますよね。

ただ、事情によってそうでない場合もありますよね。

今回は、誰がお墓を建てるべきかについて紹介します。

 

 

□お墓は誰が建てる?

現在お墓がなく、新しく建てなければいけない場合、誰がお墓を建てるべきなのでしょうか。

結論としては、誰が建てても問題ありません。

家族によって状況も違うため、家族と相談して全員が納得すれば誰が建ててもよいです。

以下では、いくつかの場合について紹介します。

 

*長男が建てる

一般的には長男が建てることが多いのではないでしょうか。

しかし、経済的に困っている、独身でお墓を継いでいけない場合などは次男や他の家族が建てる場合もあります。

経済的に余裕がある人が建てたり、兄弟でお金を出し合って建てたりすることも多いです。

 

ただ、兄弟仲が良いため連名で石塔に建立者名を彫ることはお勧めできません。

どうしても後継者が決まっていない場合は建立者名は空けておき、建立した年月のみを彫り、後継者が決まってから刻む方が良いです。

また、後継者が成人していない場合も20歳になってから彫ることをおすすめします。

 

*生前に自分で建てる

最近は生前に自分でお墓を建てる方も多くいらっしゃいます。

お墓を建てるには100万円以上かかることもあるので大変ですよね。

残された家族に負担をかけたくないと考え、自分で建てておく方が増えています。

また、生前に自分のお墓を建てる場合、相続税や固定資産税など消費税以外の税金がかからないため安心です。

自分が入るお墓は、自分で場所や形を決めたいという方もいらっしゃると思います。

墓石まで建てなくても、お墓の土地だけを買っておくという方も多いです。

 

□かかる費用

お墓を建てるには、主に永代使用料、墓石代、永代供養料、石塔代、年間管理費などの費用がかかります。

永代使用料は墓地を使用するための費用です。

公営墓地や民営霊園などによって費用は異なります。

また、墓石代は大きさや石材の種類によって異なります。

永代供養料は管理者がいる限り、供養してもらうための費用です。

 

様々な費用がかかりますが、石塔を作る費用については兄弟で「お供え」ということで出し合うことはご先祖様への供養にもなり、とても縁起の良いこととされています。

 

 

□まとめ

以上、誰がお墓を建てるべきかについて解説しました。

長男や生前に自分が建てることが多いようですが、決まりはありません。

多額の費用がかかるので、長男でも経済的に余裕がなく建てられない方もいるでしょう。

病気や事故で突然亡くなることも考えられるので、早めに家族できちんと話し合っておくことが大切です。

その他のお墓に関してお悩みの方は、ぜひ一度当社までご相談ください。