お墓にはどんな形があるの?お墓の形の種類を紹介します

2019年10月16日

「墓石にはどんな種類があるのだろう?」

今回はお墓を新しく建てる方に向けてお墓の形の種類について紹介します。

 

 

 

□形の種類

お墓の形は大きく分けて三種類あります。

 

*和型

日本では最もよく見る種類です。

縦長で、基本的には四角の石が四段積み重なった構造をしており、現在でもこの形を選ぶ方が多いです。

この形は、仏舎利塔というお釈迦様の遺骨を納めた塔や五輪塔を簡略化したものであると言われています。

昔は黒や白の石を使うという決まりがありましたが、近年では緑系や青系の色の石を使っても大丈夫という風潮になっています。

和型の中でも神道型という、墓石の上部が角錐型になっているものもあります。

 

 

*洋型

和型に比べると低く、どっしりした感じです。

石の種類や色、花の彫刻などを自由にデザインできます。

そのため、明るい印象を与えるのが洋型です。

こういった理由から、現在は洋型を選ぶ方も増えてきています。

しかし、お墓は代々受け継ぐものなので、現在のデザインにこだわらず子孫も守っていきたいと思えるお墓にすることが大切です。

日本では和型に比べまだ少数派であるため、家族や親戚とよく話し合って決めるようにしましょう。

 

 

*デザイン型

墓石を好きな形にデザインできます。

欧米諸国に普及している種類です。

日本でも時々見かけることはありますが、とても少ないです。

個性的な彫刻を施したり、墓石をピアノや本のような形にしたりもできます。

墓石の一部に色ガラスがはめこまれており、明るい印象のものもあります。

自由度が高く、故人の好きだったものをデザインできるでしょう。

 

 

 

□墓石の形ごとに意味は違うのか?

洋型やデザイン型は自由な形をしており、特に規律や意味はありません。

和型はある程度決まった型のことが多いですが、これには仏教的な意味も関連しています。

本来和型の構造は仏舎利塔や五輪塔をイメージした形となっており、室町時代の人は五輪塔を建てていたと言われています。

その理由は、この時代では五輪塔を建てれば極楽浄土に行けると信じられていたからです。

 

「墓石」という概念もこの室町時代から始まりまっています。

そして、月日が流れ江戸時代の中期に今のような和型の暮石が主流になり、後期には庶民であっても墓石を建てられるようになりました。

 

このように時代とともにお墓の形や意味が変化しています。

 

 

□まとめ

お墓の形の種類について紹介しました。

日本で一般的な和型の他にも様々なお墓の形があります。

当社でも他にはないデザインの墓石があります。

それは、特許を取得したらくらく納骨機能付きの「あかり型」です。

「あかり型」には、下記のようなメリットがあります。

・女性でも簡単に納骨できる

・墓掃除が楽、通常の型よりも汚れが取りやすい

・花立が一体となっているので、台風で倒れる心配がない

・ローソク立てが扉の内側にあるため、風で火がつくにくいことがない

・供台が広いので、お供え物がたくさん置ける

・おりん、リン棒、線香、ローソク、雑巾などが収納できる

・納骨室の空気の入れ替えができる

https://www.nakamurasekizai.co.jp/content/grave_akari.php

 

当社では、その他にもお客様に満足していただける墓石を取り扱っています。

お墓に関してお悩みの方は、ぜひ一度当社までご相談ください。