墓地の台風対策について解説します!

2020年1月24日

「台風が近づく予報が出ているけど、墓地はどのような対策をしておくべきなのかな。」

「墓地を台風から守るために何をすべきか知っておきたい。」

台風から墓地を守る方法について気になっている方はいらっしゃいませんか。

夏や秋にかけてたくさん台風がやってきますが、その都度墓地にも対策を施しておく必要があります。

そこで今回は伊勢の方に、墓地における台風対策について詳しく解説します。

 

 

□台風によって引き起こされる被害

 

墓も台風によって大きな被害を受けることも多いです。

台風によって引き起こされることの多い被害について解説します。

 

*竿石が倒れる

 

竿石とは、墓の中心である「〇〇家之墓」などが彫ってある一番重要な部分です。

台風が引き起こす強風のせいで竿石がずれたり、倒れたりします。

 

*墓誌が倒れる

 

墓誌は石塔の横に立っている衝立のようなものです。

ここには歴代のご先祖が彫られています。

足のところにくさびなどを挟んでいるのですが年月とともに外れていたり、緩んでいて墓誌ががたがた揺れる場合があります。

くさびが外れてない場合は施工してもらった石材店でくさびをもらい足と本体の間にくさびを入れて置き、揺れを抑えておきますと倒れる心配が少なくなります。

 

*お供え物が吹き飛ばされる

 

一般的に、お墓にはお花やちょっとしたお供え物が置かれています。

しかし、台風が来てしまった場合、ほとんどのものが吹き飛ばされてしまうことが予想されます。

 

もちろん最近は「お供え物はお参りがすんだら持ち帰りましょう」というアナウンスが霊園でされる場合が多いので、置きっぱなしの方は少ないと思います。ただ、コップなどを置いていると、これらも吹き飛ばされますのでご注意ください。

 

 

□お墓を守るための方法

 

台風によって様々な被害を受けることをお伝えしました。

これらの被害を防止するために、事前の対策は欠かせません。

そこで、お墓を守るための対策方法について解説します。

 

*耐震工事を行なっておく

 

お墓に耐震工事を施して、補強しておくことはとても重要です。

台風の強風によって、重たい竿石ですらずれたり、倒れたりします。

竿石が倒れてしまったら、傷がついてしまうだけでなく、他の墓にも被害が及んでしまう可能性もあります。

事前に補強しておき、倒れないようにしておくことが重要です。

 

*お供え物を回収しておく

 

お供え物などの軽いものは、台風による強風で吹き飛ばされてしまうことが予想されます。

固定されていない、吹き飛ばされてしまいそうなものは事前に全て回収しておくことをおすすめします。

 

□それでも被害を受けてしまったら

 

事前に対策を施していても、被害を受けることもあります。

被害を受けてしまった場合は、自分でなんとかしようとせずに業者に相談することをおすすめします。

 

 

□まとめ

 

今回は、墓地における台風対策について詳しく解説しました。

あらかじめ台風への対策方法を知っておくことで、墓地を守りましょう。

台風から墓地を守る方法が気になっている方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

また当社は、お客様に満足していただけるよう、丁寧なサポートを心がけております。

何かご不明な点や、質問があればお気軽にご相談ください。