お墓を移動するために必要な手続き方法や費用についてご紹介!
2020年2月8日
「お墓を移すために必要な手続きの流れについて知りたい」
「お墓を移すにあたりどのくらいの費用が必要なのだろうか」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
なかなかお墓を移す際の必要な手続きと費用を知る機会はないですよね。
そこで、今回はお墓を移すために必要な一般的な手続きと費用について紹介します。
□手続きの流れ
*改葬元の管理者へ移動を報告
まずは、移動する旨を管理者の方へ報告しましょう。
管理者の方へ記入をお願いする必要がある書類もあるため、事前に報告する時間を確保しておきましょう。
早めに動くことでその後の手続きをスムーズに進められます。
*改葬元の墓地を選び、受入証明書を発行
次は改葬先の墓地を決める必要があります。
墓地が確定したら、受入証明書を発行すると良いでしょう。
受入証明書とは改葬先の墓地の管理者から発行してもらう証明書のことです。
お遺骨を受け入れるという証明になるものです。
*改葬許可申請書を準備する
受入証明書を発行し終わったら、改葬元の市町村役場から改葬許可申請書を受け取ると良いです。
改葬許可申請書は改葬元の市町村役場の窓口やホームページからダウンロードできることが多いです。
書類の必要事項を記入し、管理者から署名と捺印をもらいます。
署名と捺印をもらい終えたら、改葬元の市町村に提出します。
*改葬許可証を発行してもらい提出する
改葬許可証を発行後、管理者に提出し遺骨を取り出します。
また、この際に開眼供養の法要を行うのが一般的です。
*改葬元へ墓地を返還し、改葬先の墓地へ遺骨を埋葬
墓地を更地にして管理者の人に返還しましょう。
最後に、改葬先の墓地の管理者に開眼供養を依頼しましょう。
開眼供養とは、新しくお墓を建てたときに行う供養のことで、僧侶を呼んで読経してもらいます。
開眼供養を行っていないお墓はただの石と見なされ、開眼供養を行うことで仏様の魂を入れられます。
□移すために必要な費用
お墓を移すのに必要な費用は50万円~300万円程度が相場となっています。
費用の主な内訳としては以下のようになっています。
・お墓を撤去するための費用
一般的に10万円~50万円かかるとされています。
ただし、墓地の区画の面積や使用する重機により費用は変化します。
・開眼供養のための費用
こちらは1万円~5万円程度必要になるとされています。
お経を唱える僧侶の方へ謝礼として支払うお金です。
・ご遺骨を取り出すための費用
ご遺骨を取り出す際の費用の相場は、1万円~5万円とされています。
ただし、業者に頼らずご自身でご遺骨を取り出す場合はこちらの費用はかかりません。
・墓石の運搬費用
運搬費用の相場は10万円~80万円です。
ただし、この費用を運搬する石材の量や輸送する距離により金額は変わってきます。
□まとめ
今回は、お墓を移すために必要な一般的な手続きと費用についてご紹介しました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
当社は、大正13年から4代に渡って三重で石材店を営んでいます。
伝統や風習を踏まえながらも、最大限お客様の考えや個性を尊重したお墓になるようあなたのお墓作りをサポートします。
三重でお墓を建てることを検討されている方やお墓に関して何か相談したい方がいらっしゃれば、まずは一度当社へお問い合わせください。