お墓を建てるのに良いタイミングはあるのか?
2020年2月12日
「お墓を建てるのに適した時期があるとしたら、それはいつなのか知りたい」
「この時期にはお墓を建ててはいけないといった決まりはあるのだろうか」
このようにお考えの方もいると思います。
一体、お墓はいつ建てるのがベストなタイミングなのでしょうか。
それでは、今回はお墓を建てるのに適した時期と避けるべき時期についてご紹介します。
□建てるのに適した時期
実を言うと、お墓を建てるのに適した時期はありません。
ただし、適した時期はありませんが、お墓を建てる時期は大きく2つに分けられるものではあります。
*生前
1つは生前にお墓を建てるという選択です。
そもそも生前にお墓を建てて良いのか疑問の方もいるでしょう。
実は生前にお墓を建てることは、縁起の面で良いとされています。
生前の時期にお墓を建てることを寿陵(じゅりょう)と言います。
寿陵は、家に福を招き、長寿が約束されるとされており、非常に縁起が良いものであります。
それでは、生前にお墓を建てるメリットは何でしょうか。
まずは自分の意向に沿ったお墓を建てられることです。
自分で石材や墓地・霊園を決められるため、自分自身が納得のいくお墓を作れます。
また、ご家族の負担が軽減されることもメリットです。
前もってご自身の意向を伝えておくことで残されたご家族の負担が減ります。
デメリットとしては、お墓を建てた時点から管理料を支払う必要があることです。
まだお墓に納骨していなくても、そのスペースを使用していると見なされます。
このとき、管理料の支払いを怠ると、お墓は無縁墓として扱われてしまいます。
無縁墓とは、継承者や縁故者がいなくなってしまったお墓のことを言います。
無縁墓であると、最悪の場合、お墓が取り壊される危険性があります。
そのため、お墓を建てたら管理料を忘れずに支払うようにしましょう。
*亡くなってから
2つめは亡くなってからお墓を建てる場合です。
亡くなった後にお墓を建てるとなると、お葬式から四十九日までに購入する方の割合が40%と、葬儀後3ヵ月未満に購入する方が25%程度とされています。
また、90%以上の方が個人の一周忌までに購入すると言われています。
しかし、前提としてお墓を建てる時期には決まりはないため、一周忌までに建てなくても問題はありません。
□避けるべき時期
「縁起が悪いからお墓を仏滅に建てるのは良くない」
このような噂を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このような噂に科学的根拠はありません。
そして、実際のところ、お墓を建てるのに適切な時期と同様に建てるのに避けるべき時期はありません。
□まとめ
今回は、お墓を建てる時期について詳しく紹介しました。
基本的にお墓はいつ建てても問題はありません。
この記事が、あなたが納得のいくお墓づくりをするための参考になれば幸いです。
また、三重にお住まいでお墓に関してお悩みの方はぜひ一度当社へご相談ください。