墓石の耐震って何?伊勢の石材店が解説します!

2020年9月20日

「お墓の耐震について知りたい」

このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

お墓を建てる際に、耐震についての話を耳にする方もいらっしゃるかもしれません。

お墓にも、住宅と同じように耐震というものがあります。

お墓の耐震とはどのようなものなのでしょうか。

伊勢の石材店が詳しく解説いたします。

 

□お墓に耐震が必要な理由

 

そもそもどうしてお墓に耐震が必要なのでしょうか。

日本は地震大国と呼ばれていて、各地で地震が頻繁に起きています。

そのため、住宅だけでなく、さまざまなものに耐震施工が必要なのです。

お墓に耐震施工が行われていないと、度重なる地震でお墓が倒れてしまう可能性があります。

 

では、お墓が倒れたらどのような問題があるのでしょうか。

墓石は思っている以上に重いものです。

そのため、倒れてしまうと墓石を元の状態に立て直すのは大変ですし、また、何よりも危険です。

その他にも、近くの墓石を傷つけてしまう可能性もあります。

そうなってしまった場合、損害賠償を請求される可能性があります。

このようなトラブルを避けるためにも、お墓には耐震施工を施しておくことがおすすめです。

 

□お墓の耐震施工方法

 

お墓に耐震施工を施そうと考えた場合、さまざまな方法があります。

自然が相手なので、できるだけ入念に耐震施工を行いたいです。

今回は、いくつかある耐震施工の中から3種類紹介いたします。

 

*衝撃吸収剤

 

お墓が自身で倒れる原因は、地面が揺れる際に地面から伝わってくる衝撃です。

そのため、衝撃を最小限に抑える施工を行えれば耐震につながります。

お墓において衝撃を少なくする方法の一つに、衝撃吸収剤を用いるという方法があります。

お墓はいくつかのパーツからできていることはご存知でしたでしょうか。

そのパーツは接着剤で接合されていますが、衝撃があると接着剤が剥がれてしまいます。

この接着剤を塗っている面に、衝撃吸収剤を挟んでおけば、衝撃が抑えられ、耐震につながります。

 

*免震棒を使う

 

免震棒という棒を、お墓の上から下までまっすぐ通しておくことで耐震できるという方法もあります。

お墓の構造そのものを強くするため、耐震効果がかなり高まります。

 

*基礎工事で耐震性を高めよう

 

お墓を建てる前には基礎工事というものを行います。

地盤が弱いとお墓が倒れてしまう可能性があるので、耐震性に不安がある場合には、この基礎工事の際に地盤から耐震性を高めておきます。

 

□まとめ

 

今回は、お墓の耐震性について紹介いたしました。

事前に対策しておけば、地震の際のトラブルを防げます。

耐震については石材店までご相談ください。