墓石の基礎工事って何?伊勢の石材店が解説します!

2020年9月24日

「お墓の基礎工事について知りたい。」

このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

お墓を建てる際には、基礎工事という工程が必要です。

お墓に工事が必要だなんて考えたこともなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、お墓の基礎工事について伊勢の石材店が詳しく解説いたします。

 

□お墓の基礎とは

 

そもそもお墓の基礎とはどのようなものなのでしょうか。

確認しておきましょう。

 

お墓の基礎とは、お墓の土台のことを指します。

住宅を建てる際の基礎と同じようなものと考えていただいて問題ありません。

基礎はコンクリートでできていて、墓石をしっかりと立てておく役割を果たします。

 

□基礎工事の流れ

 

厳かな雰囲気の墓地や霊園で工事が行われると聞いて、想像もつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お墓の基礎工事はどのように行われるのでしょうか。

お墓の基礎工事は、主にコンクリートを敷き詰めていく工事です。

そのため、普段目にするコンクリートの工事をイメージしていただければわかりやすいかと思います。

流れを確認しておきましょう。

 

*地面を掘り起こす

 

まずは、お墓を建てる場所の地面を、約25cm程度掘り起こします。

お墓を建てる予定の場所が狭ければ、スコップなどを用いて人力で掘り起こしますが、大きなお墓を建てる場合には重機を用いて掘り起こしていきます。

この掘り起こした地面の上にコンクリートを敷き詰めるとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、基礎工事にはもう一つ工程があります。

 

*地盤を強固にする

 

基礎工事を行う際には、地面とコンクリートの間に層を作り、地盤を強固にするといった工程が必要なのです。

具体的にはどのような層を作るのでしょうか。

地面とコンクリートの間には、栗石と呼ばれる握り拳くらいの大きさの石や、セメントを混ぜたものを敷き詰めていきます。

これらを敷き詰めていき、その上からランマと呼ばれる地面を締め固めていく機会を用いて、地盤を強固にします。

こうすることで、基礎がしっかりしたものになります。

 

*コンクリートを流し込む

 

最後にその上からコンクリートを流し込みます。

コンクリートを流し込む際には、枠を作ってその中にコンクリートを流し込みます。

これで基礎工事は完了です。

 

□まとめ

 

今回はお墓の基礎工事について紹介しました。

地面の上にそのまま墓石が乗っていると考えていた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この基礎工事があるおかげで、墓石が倒れずに済むのです。