墓石の地震対策について伊勢の石材店が解説します!
2021年1月12日
伊勢で墓石を建てようとお考えの方はいらっしゃいますか。
墓石を建てる際に必ずしておきたいことが地震対策です。
日本は地震が多い国ですよね。
墓石にも耐震施工をしておくことでお墓が長持ちするでしょう。
そこで今回は墓石の地震対策についてご紹介します。
□地震対策が必要な理由とは
地震対策がされていないと、後にトラブルにつながる可能性があります。
例えば、もし地震で墓石が倒れた場合、隣のお墓を傷つけてしまう恐れがあります。
そうなると損害賠償を請求される可能性もあるでしょう。
また、倒れてしまったお墓を自力で直すのも難しいです。
地震が多い国だからこそ、このような問題が起きるのを防ぐためにも地震対策を行うことは大切だと言えるでしょう。
□お墓の地震対策についてご紹介!
お墓の地震対策は耐震工法と免震工法に分けられます。
そこで、2つの工法を詳しくご紹介します。
*耐震工法について
主に3つの耐震工法があります。
それぞれについて見ていきましょう。
1つ目は耐震一体墓工法です。
和型墓石は下台、中台、竿石の3つの墓石を重ねてできています。
耐震一体工法ではこれらを1つの石から造るため、重心が安定しています。
横揺れで倒れる心配はないでしょう。
2つ目は耐震ピン工法です。
これは、墓石に穴をあけて金属の棒を差すことで石をつなげる工法です。
ただ、縦揺れには弱いという特徴があることも知っておきましょう。
3つ目は耐震基礎工事です。
地盤に杭を打ち込み、鉄筋コンクリートの土台を作る工事です。
基礎工事を行う際は墓地や霊園に相談しましょう。
*免震工法について
代表的な工法が2つあります。
まず接着剤工法です。
これは墓石の間に接着剤をつけて固める工法です。
これからお墓を建てる方はもちろん、既にお墓を建てている場合でも対応できるでしょう。
次にゲル工法です。
これはゲル状のシートを墓石の間に挟む工法です。
墓石を安定させるダブルクッションシートも使用することで、より耐震性が高まるでしょう。
墓石の地震対策にはこのような工法があります。
お墓を建てる前に、それぞれの特徴を知っておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は墓石の地震対策についてご紹介しました。
耐震施工を施していないと、後にトラブルにつながるかもしれません。
墓石を建てる際は地震対策も忘れずにしておきましょう。
当社では伊勢地方のお墓に適した免震装置を設置しております。
地震に強いお墓づくりをしておりますので、ぜひご相談ください。