墓石に刻む文字の書体にはどんな種類がある?伊勢で墓石の購入をお考えの方へ!
2021年5月12日
墓石に刻む文字の書体には種類があることをご存じでしょうか。
せっかくお墓を建てるなら、刻む文字の書体にもこだわって満足のいくものにしたいですよね。
そこで今回は、墓石に刻む文字の書体の種類について伊勢市の石材店が解説します。
文字の彫り方の種類もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□墓石に入れる書体の種類を紹介!
墓石に用いる文字の書体に決まりごとはありませんが、昔からよく使用される汎用性の高い書体がいくつかあります。
ここでは、代表的な書体を3つ紹介します。
1つ目は、楷書体です。
1画ごとに筆を離して書くため、基本の字形がはっきりとわかる書体です。
楷書体の中にもいくつか種類がありますが、親しみやすく読みやすいという特徴は共通しています。
多くのお墓に使われている、最もオーソドックスな書体の1つです。
2つ目は、行書体です。
楷書体とは異なり、続け書きを用いた書体です。
省略や点画の形を変化させた箇所もありますが、とりわけ読みづらいということはないです。
3つ目は、ゴシック体です。
看板やポスターなど、日常生活の中でよく目にする書体です。
縦と横の太さが均等で、視認性が高く、親しみやすい印象を与えるのが特徴です。
洋型墓石によく使用されます。
□墓石の文字の彫り方について紹介!
文字の彫刻は書体だけでなく、その彫り方によっても与える印象が大きく変わります。
ここでは、代表的な彫り方を2つ紹介します。
1つ目は、通常彫りです。
彫り込みとも呼ばれる最もスタンダードな彫り方で、墓石の正面に文字を彫る際によく使用されます。
文字の底の部分が平らではなく、若干凸凹しているのが特徴です。
とめ、はねの部分は特に深く彫り込まれ、文字に美しい陰影が生まれます。
2つ目は、淵彫りです。
文字通り、文字の淵を細い線で囲むように彫ります。
文字部分は比較的浅めに彫り、その周囲を深く彫り込むので、平坦な印象を受けます。
最近増えつつある洋風の墓石によく合います。
当社では、墓石や墓誌への追加字彫りも承っております。
既に彫ってあるお名前の書体に合わせ、配置も細かくきれいにそろえます。
昔の手書きの文字や他社の作った文字にも違和感のないような対応が可能です。
□まとめ
墓石に刻む文字の書体の代表例を3つ紹介しました。
文字の彫刻は、書体だけでなく、彫り方によってもその印象が大きく変わりますよね。
当社では、墓石や墓誌への追加字彫りも承っております。
お墓に関してお悩みの方、あるいは伊勢の地域で近々、建立予定のある方は、ぜひ当社までご相談ください。