彫り方は1つじゃない!伊勢の石材店が墓石の文字彫刻の種類をご紹介!
2021年5月24日
「墓石の彫刻に違いはあるのかな」
「墓石に彫る文字に決まりはあるのかな」
伊勢市でこのような悩みをお持ちの方はいませんか。
今回は、墓石の購入をお考えの方に向けて、お墓の彫刻の種類をご紹介します。
墓石の種類によって彫る文字に違いがあることについても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□お墓の彫刻の種類をご紹介!
ここでは、お墓の彫刻の種類を4つご紹介します。
1つ目は、彫り込みです。
多くのお墓で採用されている彫り方で、文字を深く彫り込みます。
彫刻の深さを変化させることで文字そのものに強弱をつけられ、躍動感を表現できます。
2つ目は、平彫り彫刻です。
文字の周りを彫っていく方法で、雨が溜まらないというメリットがあります。
文字の書体を自由に選べない点に注意しましょう。
3つ目は、敷石彫刻です。
厚さ約1mmの深さで彫っていく彫刻方法です。
平彫り彫刻と同様に雨水が溜まりにくいというメリットがあります。
かすれやはねを忠実に再現できますが、見え方によっては、彫刻ではなく文字テープが貼ってあるように見えることもあるので、注意が必要です。
4つ目は、影彫りです。
中国の伝統的な石材加工で、1つ1つノミで丁寧に点刻をつけて絵を彫ります。
□彫る文字が墓石の種類によって異なる?
ここからは、墓石の種類によって彫る文字に違いがあることをご紹介します。
*和型の場合
代表的な和型のお墓である代々墓には、先祖代々、家族みんなが入るのが一般的です。
そのため、和型のお墓では「~家之墓」や「~家先累代之墓」、「~家先祖代々之墓」など、名字を竿石の正面の中央に彫ることが一般的です。
最近では、「~家之墓」、「~家」といった家名表示も多いです。
*洋型の場合
洋型の墓石は、全体的に背が低く横に長いものが多いです。
また、墓石の文字は1文字から3文字程度の短いものが多いです。
*デザイン墓の場合
デザイン墓には、落ち着いたデザインのものから形式や固定概念にとらわれない斬新なものまで、さまざまな種類があります。
それゆえに、墓石に刻む文字は墓石の形状に合わせることが多いです。
□まとめ
今回は、お墓の彫刻の種類と、墓石の種類によって彫る文字に違いがあることをご紹介しました。
当店の展示場では、130基以上の墓石を常時展示しております。
また、デザインや石の見本、仕上げ方法のサンプル、さまざまな彫りの技術などを実際にご覧いただけますので、ぜひ一度ご来店ください。